160の島嶼県沖縄!離島フェア開催
沖縄県は、東西約1,000キロメートル、南北約400キロメートルに及ぶ海域に、54の指定離島
を含めた多数の島々が点在する広大な海洋島しょ圏であり、その海域の範囲は本州の3分の2
に匹敵します。
沖縄本島と橋梁で連結される11島を含めると160もの島々が離島となっており、有人島はその
うち47島、それぞれが独自の地域文化をはぐくみ、特色のある島々にいろどられています。
今年の「離島フェア2023」は「帰って来たよ!離島フェア」をキャッチフレーズに、4年越しのリア
ル開催を大いに盛り上げるべく、島の資源に創意工夫をこらした「特産品展示即売」、島自慢のグル
メを味わう「離島食堂」、島以外では観る機会の少ない「伝統芸能特設ステージ」に加えて、新企画
もあるそうですよ。
GRGホテル那覇東町スタッフがおススメする沖縄の産業まつりがおもしろい!
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目次
1.離島フェアとは
2.離島フェアのみどころ
3.離島フェアを楽しむ!
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1.離島フェアとは
離島フェアは、沖縄県内の離島から選りすぐった特産品と伝統芸能を紹介する地域物産展です。この
イベントは毎年11月中旬から下旬の週末に、那覇市の奥武山公園内にある沖縄セルラーパーク那覇
で3日間にわたり開催されます。離島の産業振興だけでなく、離島地域と都市地域間、さらには離島
相互間の交流を促進すること、新たな地域資源を発掘し、住民自らが創意工夫による地域づくりを支
援することを目的としています。
キャッチフレーズは、「帰って来たよ!離島フェア」。島自慢のグルメを味わえる「離島食堂」や、
島ごとの文化を楽しめる「伝統芸能特設ステージ」、泡盛の試飲ができるブースもあります。
大人気の特産品展示即売会には、なんと18離島市町村、82事業者が出店。
離島の魅力が詰まった3日間。ぜひ会場へ足を運び、沖縄のおいしいものや伝統芸能をたっぷり楽し
んでいただけますよ。
2.離島フェアのみどころ
写真: 離島フェア会場図
特産品の展示即売会:沖縄県内の離島から集まった特産品が一堂に会します。珍しい食材、工芸品、
伝統衣装など、各島の自慢の品々を手に取り、購入することができます。
離島食堂:離島ごとの独特の食文化を体験できるエリアです。地元で愛される料理や、珍しい食材を
使ったグルメを堪能できます。
伝統芸能特設ステージ:沖縄の豊かな文化を感じることができるステージイベント。伝統的な舞踊や
音楽、地元のアーティストによるパフォーマンスが披露されます。
泡盛の試飲:沖縄を代表する酒、泡盛の試飲ができるブースもあります。離島ごとに異なる泡盛の味
わいを楽しむことができ、お気に入りを見つけることができます。
工芸体験:琉球ガラス作りや紅型染めなど、沖縄の伝統工芸を体験するワークショップが開催される
こともあります。自分の手で作る体験は、離島フェアの記念にもなります。
離島の情報発信:離島の観光情報や、地域振興に関する情報発信も行われます。これからの旅行計画
に役立つ情報を得ることができます。
地域交流の場:離島フェアは、離島地域と都市地域、離島同士の交流を深める絶好の機会です。地元
の人々との交流を通じて、離島の魅力をより深く知ることができます。
これらの見所は、沖縄の離島の文化、食、伝統を存分に体験できる機会を提供し、沖縄本島の皆様や
観光客にワンストップで離島を楽しめるイベントとして親しまれています。
3.離島フェアを楽しむ!
沖縄セルラースタジアムに隣接する、沖縄セルラーパークで開催される離島フェア。
山下公園側駐車場と、鳥居側駐車場はすぐに満車になりますので、那覇軍港の巨大駐車場を利用して
シャトルバスでの入場が便利です。ゆいレール奥武山駅からも徒歩圏内ですので、駐車場が煩わしい
方は、ゆいレールでのエントリーもおすすめですよ。
国道331号線側から、シャトルバスで降り立つとさっそく会場前の球場エントランスは出店エリア
と飲食スペースとしてにぎわっています。
出店エリアを通りぬけ、スタジアム沿いに沖縄セルラーパーク(屋内練習場)へ足を運ぶと
離島フェアの入り口が見えました。慶良間諸島座間味島村長さんが、精力的に入口でPR。
いよいよ、離島がフェアwする会場です。
会場入り口から入って右手のほうでは、各離島市町村の観光案内ブースが並んでいます。
島々へのアクセスや宿泊施設や観光案内など、情報収集のブースとしてご利用いただけます。
まとめてお話が聞けるので、アクティブトラベラーの方は地元の方のお話を聞ける絶好の機会ですね。
【参加自治体】
伊平屋村
伊是名村
伊江村
本部町
うるま市
南城市
粟国村
渡名喜村
座間味村
渡嘉敷村
久米島町
北大東村
南大東村
宮古島市
多良間村
石垣市
竹富町
与那国町
メインブースが展開する、特産品展示即売会。
あまり沖縄本島では見られない商品の数々に、衝動買いを抑えきれない〜。
と、想いながら歩いていると・・・
なんと、最終日の午後だったので・・・まぁまぁな完売ぶりでした。
やはり、初日が狙い目ですね。。。
離島から商品を持ち込むので、在庫のあんばいもなかなかむつかしいのでしょうね。
皆さん、ぜひ初日か二日目までにご来場くださいw
八重山のかみやーき小かまぼこは、マーミヤーカマボコに並ぶ八重山二大カマボコ屋さんです。
どちらも甲乙つけがたいですが、八重山(石垣)への旅行の際にはぜひ食べ比べてもらいたいです。
慶良間諸島渡嘉敷島生まれのレジンアート作家churasoraさんの販売ブース。
まさに、砂浜を切り取ったスマホカバーはユニークでした。
※レジンアート
エポキシ樹脂(エポキシレジン)や紫外線硬化樹脂(UVレジン)を使って造形する美術工芸品。
南大東島の近海で獲れる深海魚ナワキリ(正式名称:クロシビカマス)は、顎が丈夫で縄を切ってし
まうほど葉が鋭いためナワキリと呼ばれているそうです。しっかりと脂がのったナワキリは、地元で
は刺身やバター焼き、煮付け、魚汁などあらゆる調理法で親しまれています。あっさりとした白身に
脂がのった魚として高級魚としても珍重されているそうです。マース煮のレトルト食で楽しめるそう
です。
伊平屋島産のミネラルたっぷりのもずくと、黒糖や地酒を加えて鰹節や椎茸の出汁で風味豊かに仕上
げた「もずくのたまご」。最初は、もずくのたまごが佃煮のようになってるのかと思いきやw、「た
まごに合う」出汁醤油として使ってもらいたいということのようです。こういうのは聞かないとわか
らない話ですよね。
沖縄セルラーパークの展示即売会エリアを抜けて、駐車場の方へ進むと「離島食堂エリア」が見えて
きましたよ。ステージがにぎやかです。
離島食堂は、ぎゅぎゅうづめになっていました。。。
こちらも、石垣牛が渋滞していますw
こんなにごろごろ石垣牛が鉄板で焼かれているのを見たことがなかったので、思わず見とれてしまい
ました。ハンバー―――――――――グって、石垣牛の中心で叫びたくなりましたね。
伊江島産の伊江牛も負けてはいません。
絶海の孤島、大東島は意欲的な出店攻勢で、ひときわ目立ちました。
400km離れたところからの出店も大変ですが、地元の味を知る貴重な機会です。
全部食べたいですよね。
大東そばといえば、大東ずしとセットのイメージ強いですが、今日は大東そばヨモギ麺を食べましたよ。
県立武道館では、奥武山マルシェのミニイベントも同時開催していました。
賑やかな三日間でした。
いかがでしたか?
離島フェアの雰囲気が伝わりましたでしょうか?
旅の途中にイベントへ参加すると、より地元のことを知ることができますし、新しい発見で沖縄の魅
力をさらに感じていただけるのではないでしょうか。
ご来沖の際は、イベントスケジュールなどもチェックすると、さらに充実した旅をお楽しみいただけ
ると思いますよ。観光スポットの案内などは、GRGホテル那覇東町スタッフにお気軽にお尋ねください!